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風力発電
リスク

風力発電機の事故リスクについて

風力発電の事故要因No1は「落雷」です!
2015年度国内陸地への落雷数は、なんと448,500回!

落雷場所を地域別にすると(フランクリン・ジャパンによる調査)

  • 北海道58,900回
  • 東北65,900回
  • 関東甲信108,100回
  • 東海39,100回
  • 北陸18,000回
  • 近畿47,600回
  • 中国41,200回
  • 四国23,100回
  • 九州沖縄46,600回

落雷について

雷の発⽣状況は雷⽇数で⽰されます。雷は⽇本だけの特有な問題ではありませんが、⾵⼒先進国である欧州に⽐べると、⽇本の雷⽇数は多い傾向にあります 日本では関東平野の北西部、濃尾平野の北部、九州の南部と内陸部、秋田県から福井県までの日本海側で発生回数が多く、年間の雷日数は30~40日程度となります。
NEDOの調査(平成11年)によれば対象とした55件の風力発電施設で、落雷件数は23件ありました。この値は決して少ない値ではありません。
地域別の落雷状況をみますと、日本海側の地域での落雷件数が圧倒的に多く全体の65%を占め、また、季節別では冬季が最も多く61%と半数以上がこの地域と期間に発生し、冬季雷による被害が多くなっています。

[風力発電の事故・故障データについて]

残念ながら、小形風力発電は稼働している案件が少ないためデータが出ておりません。 参考として、2004年から2013年まで10年分の「20kW以上の中形・大形風力発電」の主な事故データをNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)がまとめております。
小形風力発電には、落雷対策が必要です
NEDOデータをみてみると、レベル1※へ至る重大な事故は「落雷」「暴風・乱流」の自然災害が75%も占めており、保険の重要性が窺えます。
※レベル1とは「極めて深刻な事故」に分類され、倒壊および構成部品の落下・飛散により人身事故を引き起こす可能性があるものです。

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[風力発電の保険について]

保険業界が独自でまとめた「風車事故の支払実態」のデータをみてみると、落雷が76%と一番多くなっています。
小形風力発電の風車は大形風力発電と比較すると、小さく低くなります。そのため、落雷のリスクはある程度低くなることは予想されますが、遮蔽物がない場所が風力発電に向いているため、小形風車といえど落雷のリスクをある程度想定し、保険やメンテナンスを検討することが重要になります。
保険の事故要因・支払実態(NEDOによる調査)

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風力発電機への落雷は火災につながります

日本の気象環境に合わせて設置を考える

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大形風力発電機は高さが50~60Mもあり、これは消防のはしご車が消火できる高さを優に超えています。また、小形風力発電機でも通常30M近くの高さがあります。
落雷・台風・地震の多い日本の環境を考えると、できるだけ低く、且つ分散して設置することが望ましいと言えます。

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落とすのではなく落とさない避雷針

一般的な避雷針での落雷対策とは、
避雷針からお迎え放電を行い雷を誘導する(従来型)

マンションなどの避雷針はお迎え放電をし、
雷を引き寄せています。

  • 1雷雲からの放電(-)
  • 2避雷針からお迎え放電(+)
  • 3雷の通路ができる
  • 4落雷(大電流が流れる)

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デメリットもあります

×落雷は100%補足できない
(避雷針周囲への落雷を誘発)
×雷電流の処理
(地面に流しても周囲に副作用)

落雷の誘発は周囲に問題が起こる可能性があります

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風力発電所への落雷を避けさせる
現在大型石油プラントのほか、様々な公共設備に取り付けられています。

雷を抑制させる避雷針(PDCE)

◎落雷をさせないので人命や周囲設備への
実害が減少
◎高さ20mに設置した場合の有効範囲は
半径100m
(PDCE1基)

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