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風力発電とは?

風力発電とは?

日本における風力発電の現状

太陽光発電のFIT(固定価格買取制度)は2017年度は21円+税/kWhと毎年下落している中、「⼩形⾵⼒発電」のFITは55円+税/kWhと⾼い価格に設定されています。2030年の電源構成で⽰された再⽣可能エネルギーの導⼊⽔準のうち、⾵⼒発電は1.7%程度(10,000MW)を⽬標としています。これに対し運転開始済設備容量は、3,110MWです。(2016年3⽉現在)今後15年で導⼊量を3.4倍に引き上げる取り組みを⾏っていく⾒通しです。⾼いFITもその取り組みの⼀つと⾔えます。

・太陽光発電の場合21円+税

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太陽光10kW以上
調達価格21円+税
調達期間20年間

・小形風力発電の場合(20kW未満)55円+税

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風力20kW以上20kW未満洋上風力*
調達価格22円+税55円+税36円+税
調達期間20年間20年間20年間
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小形風力発電の買取価格は55円+税/kW

*建設及び運転保守のいずれかの場合にも船舶によるアクセスを必要とするもの。

太陽光発電と小形風力発電の比較

太陽光発電img風力発電
20kW未満
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容量50.0kW19.6kW(2.8kW×7基)
設置面積約300坪約400坪
年間発電量55,000kWh
(年間発電量 1,100kWh/kW)
51,224.6kWh
(平均風速6m/sの場合)
売電単価(2017年度)21円+税/kWh55円+税/kWh
年間売電価格1,155,000円2,817,353円
発電条件太陽が照っている間風が吹いている間
メンテナンス必要(費用安い)必要(費用高い)

太陽光発電のFIT価格(固定価格買取制度)は2017年現在21円+税/kWhと毎年下落している中、「小形風力発電」のFIT価格は55円+税/kWhと高い価格に設定されています。

風力発電の収支分岐は年平均風速6m以上

設置場所により発電量が大きく変わります

年平均風速が6m/s以下の地域では、太陽光発電のほうが発電量が多くなりますが、年平均風速6m/s以上の地域では、その風速に応じて風力発電のほうがどんどん発電量が高くなります。

img(青)風力→容量19.6kWで試算

img(赤)太陽光→容量50.0kW
(年間発電量 1,100kWh/kW)で試算

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年平均風速6m/sで売電差は約150万円/年

年平均風速が上がれば上がるほど売電金額は高くなります

下記グラフでは、年平均風速5m/sで太陽光より売電は高くなっていますが、収支を考えると年平均風速6m/s以上が理想となります。

img(青)風力→容量19.6kWで試算

img(赤)太陽光→容量50.0kW
(年間発電量1,100kWh/kW、売電21円/kWh)で試算

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風力発電の持つ様々なメリット ①資源が枯渇しない 風という自然現象を活用するため、化石燃料のように資源が枯渇することがありません。永久的に活用することができます。 ②有害物質を排出しない 風力発電は、自然現象から生まれる風を扱うため、有害物質を排出することはなく、クリーンなエネルギーを生み出すことができます。 ③夜間でも発電が可能 夜間でも日射が少ない時でも、風さえ吹けば電気を生み出すことができます。 ④発電効率が比較的高い 風力発電の発電効率は約40%。他の再生可能エネルギーと比較しても高い水準です。
風の強いエリアでは、より効率的に電気エネルギーを生み出すことができます。

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風力発電の持つデメリット ①発電量が不安定になる時がある 風速が不安定であれば発電量にばらつきが出てしまいます。また、台風のような暴風時には、装置の障害を避けるために設備の機能は停止し、その間は発電がストップします。 ②騒音が発生する 風力発電はその原理上、ブレードが回転することから風を切る音が発生し、また設備内部の機械的な音も生じて来ます。 ③景観を損ねる 風力発電は、通常1基の設備ではなく多数の設備を周辺土地に設営することになります。そのため、自然の景観が、多数の機械的な設備によって損ねられることがあります。 ④風力発電の設置場所が限定される 騒音が気にならず、景観を損ねることがなく、また風の強さが一定であることは風力発電における望ましい条件であるため、その条件を満たす場所は限られてしまいます。

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